こんにちは、いっすー(@issuuuu12)です。
今回は先月発表された2022年度の大宮アルディージャの決算について解説していきます。
クラブ個別経営情報 – 経営情報 | 公益社団法人 日本プロサッカーリーグ(Jリーグ) (jleague.jp)
スポンサー収入が前年から7.3億円も減額となり、クラブ経営を心配するサポーターも多いと思います。

7.3億円の減額なんて衝撃すぎる。。
かなりの減額がありましたが、果たして大宮のクラブの規模はどのくらいなのか?他のJ2クラブと比較したので紹介したいと思います!
- 2022年度の売上や人件費などの決算情報一覧
- 大宮のクラブとしての規模の大きさ
結論、減額はあったもののJ2トップクラスの売上がある
結論から言うと、4.7億円の売上減額があったもののJ2トップクラスの売上があります。

クラブの規模はまだまだ大きい方なんだね!
ですが、人件費などの費用はだいぶ削減されてしまいました。
- 売上高:3位
- スポンサー収入:3位
- 入場料収入:6位
- アカデミー収入:1位
- 女子チーム収入:2位
- 物販:10位
- トップチーム人件費:11位

それぞれ解説していくよ!
売上高
売上高はクラブの規模をしめすのにもってこいの数字です。
アルディージャの売上高はJ2で3位タイでした。
- 1位 横浜FC 29億
- 2位 ベガルタ仙台 27億
- 3位 大宮、千葉 26億
減額はあったものの、J2の中ではトップレベルの売上があることがわかります。
本音を言うと、この売上高でJ2下位はヤバいですよね。

予算が少ないチームが頑張っているのをみるとね。。。
スポンサー収入
前年から7.3億円もの減額があり心配の声がありましたが、それでも3位という結果でした。
- 1位 ベガルタ仙台 18億
- 2位 ジェフ千葉 17億
- 3位 大宮アルディージャ 15億
こちらも3位とJ2トップクラス。
こんなチーム状況でも支えてくれる各スポンサー様には感謝ですね!
入場料収入
- 1位 アルビレックス新潟 6億
- 2位 大分、仙台 3.7億
- 6位 大宮アルディージャ 2.2億
コロナの影響やチームの低迷があり入場者数が伸び悩んだため、上位に食い込むことができませんでした。
今や1万人も超えることができない入場者数。サポーターの減少は収入にも影響が出てしまいますね。
アカデミー関連収入
下部組織での収入です。育成型クラブを目指すなら上位に食い込んでほしいですが、、、
- 1位 大宮アルディージャ 1億9800万
- 2位 東京V、横浜FC 1億9400万

1位!!!!!!
育成型クラブを目指す中での1位は嬉しいですね!
しっかりとアカデミーの組織が成り立っている証拠。
これは是非継続していきたい!
女子チーム関連収入
前提として、J2で女子チームを運営しているチームは大宮、千葉、東京ヴェルディのみとなります。
- 1位 東京ヴェルディ 3.7億
- 2位 大宮アルディージャ 3.2億
- 3位 ジェフ千葉 1.4億
3クラブ中2位という結果に!

ちなみに、J1のクラブ(浦和、広島)より収入面で上回っているよ!
物販
物販は主にグッズ等の収入ですね。
- 1位 アルビレックス新潟 4.4億
- 2位 大分トリニータ 2.2億
- 3位 モンテディオ山形 1.8億
- 10位 大宮アルディージャ 1億
グッズ収入はJ2で中位ほど。
もう少し上位にいってほしいですね。

新潟は2位と倍近い数字。。。すごい!
トップチーム人件費
主にトップチームに関わる人件費。いわゆる給料(年俸)ですね。
- 1位 横浜FC 17億
- 2位 V・ファーレン長崎 13億
- 3位 徳島ヴォルティス 11億
- 11位 大宮アルディージャ 5.8億

人件費安くね!????
なんと前年比マイナス5億円の減額となってしまいました。
スポンサー収入の減額が直撃した感じでしょうか?
それにしても売上高(J2で3位)に対して人件費が低すぎるような気がします。

他の費用を人件費にあてることはできないのかな??人件費を増やさないと、いい選手も来ないよ!
まとめ
今回は2022年の決算について深掘りしました。
衝撃的な減額があったものの、売上自体はJ2でトップクラスなようです。
フロントにはより良いクラブ経営ができるよう、頑張ってもらいたいですね。
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