
レッドブルが大宮を買収!???
こんにちは、いっすー(@issuuuu12)です。
エナジードリンクメーカーのRed Bull(レッドブル)が大宮アルディージャの買収を検討しているという、驚きの報道がありました。
オーストリアの本社と東京・六本木にあるジャパン本社が数年前から密に連携を取り、買収計画を本格的に発動。複数クラブと交渉を行ってきたという。現在はJ3大宮が最有力候補に挙がり、交渉は順調に進んでいるとの情報もある。
レッドブルJリーグ参入へ J初の外国資本企業オーナー誕生も J3大宮が最有力候補(スポニチアネックス) – Yahoo!ニュース

ばばばばいしゅう?!!!
レッドブルはスポーツを通じて支援を行っており、特にF1などのモータースポーツでの活動は有名。
サッカー界でも全世界で5クラブを保有しており、仮に大宮が買収されればレッドブルグループとして6番目のクラブとなります。
もしレッドブルが大宮を買収することになったら、どのような影響があるのでしょうか?

チーム名やエンブレム、チームカラーは変わっちゃうの?
今回はレッドブルが世界で保有しているサッカークラブの事例をもとに、もしも買収した際に起こり得ることをまとめてみました。
- レッドブルとは?
- レッドブル買収によってエンブレムやチーム名は変わるのか?
- レッドブルが保有している5クラブの買収後の変化
レッドブルとは?
レッドブル(Red Bull)はオーストリアに本社を置くエナジードリンクメーカーです。
「レッドブル、翼をさずける」のキャッチコピーは有名で、CMでもよく聞きますよね!
ちなみにレッドブルの名前の意味は、「Red→赤い」「Bull→牛(闘牛)」という意味。

赤い闘牛!
またスポーツの支援が多くみられ、特にモータースポーツでは精力的に活動をしています。

F1優勝チームのRed Bull Racingや、日本人ドライバーの角田選手が在籍しているVisa Cash App RBなどが挙げられるね!
そんなレッドブルですが、サッカー界でも活動をしており、現在は世界で5つのサッカークラブを保有しています。
- レッドブル・ザルツブルク(オーストリア)
- RBライプツィヒ(ドイツ)
- ニューヨーク・レッドブルズ(アメリカ)
- レッドブル・ブラガンチーノ(ブラジル)
- FCリーフェリング(ザルツブルクのセカンドチーム)

ザルツブルクやライプツィヒは欧州の強豪クラブだね!
レッドブル買収によっておきること
レッドブル買収により、何が変わるのか?
結論から言うと、クラブ名称・マスコット・エンブレム・チームカラー・ユニフォーム・スタジアム名などが変更になる可能性があります。

え・・・そんなに変わってしまうの
現在レッドブルが保有しているクラブを基にチェックしていきましょう!
クラブ名称
レッドブル系のチームは、名称の中にレッドブルや「RB」が含まれています。(FCリーフェリング除く)
ライプツィヒも本来であれば「レッドブル・ライプツィヒ」となるはずでしたが、所属するリーグ(ブンデスリーガ)は企業名をチーム名に入れることができないため、レッドブルの頭文字となる「RB」を用いて「Rasen Ballsport→芝生の球技」として無理やりRBを使用しています。

何とも強引な・・・
Jリーグもブンデスリーガ同様に企業名をクラブ名に入れることができないため、おそらく「RB大宮アルディージャ」などになることが予想されます。
また、レッドブルは「赤い闘牛」という意味を大切にしているため、スペイン語でリスを表す「アルディージャ」の名称は使用されなくなる見方が強いです。

悲しい。。。。

ちなみに、これまでのレッドブル系のF1チームは「レッドブルレーシング」「トロロッソ(イタリア語で赤い闘牛)」「Visa Cash App RB(RBはレーシングブルズという意味)」とやはりレッドブルに関連する名称がつけられています。
マスコット
前述の通り、赤い闘牛を大切にしているレッドブルはマスコットも赤い闘牛になることが予想されます。
ブラガンティーノは買収後となる2020年に闘牛のマスコットが誕生しています。

考えたくはないですが、「アルディージャ」の名前が消えると同時に「アルディ君・ミーヤちゃん」もいなくなってしまうかも・・・

牛とリスが共存できればいいのだが・・・
エンブレム
エンブレムはFCリーフェリングの除く4クラブが同じようなエンブレムを使用しています。
レッドブルブランドを掲げる以上、上記のようなデザインに変更されることになるでしょう。
チームカラー・ユニフォーム
レッドブル系の全クラブは「赤・白」を基調としています。
例外なく、全てのクラブが赤を用いているようですね。
これには大宮サポーターも複雑ではないでしょうか。

チームカラーのオレンジは絶対継続してほしい!!
スタジアム名称
5クラブ中3クラブのスタジアム名が「レッドブル・アリーナ」となっています。
NACK5スタジアム大宮の愛称で親しまれていた同スタジアムも、もしかしたら名称変更があるかもしれませんね。
買収後のクラブの成績は?
気になるのは買収後のクラブの成績。
買収された5クラブの買収前後の成績はこのようになっています。
- 買収時期:2005年
- 買収前:1部リーグ中位
- 買収後:国内常勝クラブへ(国内リーグ10連覇中)CLにも出場し欧州のビッグクラブへと成長
- 買収時期:2009年
- 買収前:5部リーグ
- 買収後:1部強豪クラブへ。CLにも出場し欧州の強豪クラブへと成長
- 買収時期:2006年
- 買収前:1部リーグ中位
- 買収後:1部リーグ中位(あまり変わらず)
- 買収時期:2019年
- 買収前:2部リーグ
- 買収後:1部リーグへ昇格。昇格後は降格することなく残留を果たし続けている
- 買収時期:2011年
※ザルツブルクのセカンドチームのため、1部リーグへの昇格が不可。若手選手が多く在籍し実践の機会を設けるチームとなっている。
ザルツブルクやライプツィヒの近年の躍進は、海外サッカーファンは誰しもが知っていることではないでしょうか。
レッドブルは巨額の資金を出してくれるので、良い選手の補強はもちろん練習場やクラブハウス・育成といったハード面の効果向上も期待できます。

巨額のバックアップは嬉しい!!
まとめ
仮にレッドブルがアルディージャを買収することになれば、クラブ名称・チームカラー・エンブレムが変更され、これまで積み上げてきたクラブの歴史が全てなくなるといっても過言ではないでしょう。
しかし、強力なバックアップ体制が整うことは間違いありません。
他レッドブル系のクラブとの連携も見込まれるため、選手やスタッフの移籍等メリットも多くあります。
J3のクラブとして年々サポート企業が少なくなっている現状を考えると、新しくサポートしてくれる企業は良い話なのかもしれません。

チームが強くなることは嬉しい。けどこれまでの歴史も大切にしてほしい。
クラブ名やチームカラーが変わると応援歌も変わります。
「アルディージャ」や「オレンジ・ネイビー」「オレンジ軍団」といった歌詞もなくなります。

( ;∀;)
サポーターとしては非常に複雑な問題で何が正しいのか?わからないですよね。
とにかくいい方向に話がいくことを願うばかりです。
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