相馬さんが解任に。。。
5月19日、大宮アルディージャは相馬監督の解任を発表しました。
このたび、トップチームの相馬直樹 監督が退任し、原崎政人 ヘッドコーチが新監督に就任することになりましたので、お知らせします。
監督交代のお知らせ|大宮アルディージャ公式サイト (ardija.co.jp)
もはや毎年の監督交代が風物詩となっている大宮。
今年も残念ながらシーズン途中で監督を解任する事態となってしまいました。
できれば相馬サッカーをもっと見たかった(泣)
果たして今回の監督交代は、クラブとして正しい判断と言えるのでしょうか?
監督交代までの背景や成績、監督交代におけるメリットデメリットをまとめました。
監督交代は正しかったのか?
結論から言うと、今回の監督交代は、成績だけみたら「やむなし」と言えるのではないでしょうか。
ここまでリーグ戦「4勝1分11敗」の22位。
序盤調子がよかったものの、徐々に研究されてしまった結果、6連敗。
相馬さんも試行錯誤を繰り返し、4バック→3バックにするなど戦術変更も試しましたが、いわきFCとの直接対決に破れ、8戦勝ちなしの最下位転落。
移籍ウインドウも閉まっているため、選手の補強もできない。
この状況を打破するには、もはや監督交代するしか選択肢が残っていなかったと思います。
相馬さんはよくやってくれたと思ってます!
一番の問題は監督ではありません。
予算が限られていることや、思うように選手編成ができなかったことが根本的な問題ではないでしょうか。
戦術や交代カードの使い方など不満に感じることはなかった。個人的に相馬さんの解任は残念。
相馬サッカーの成績は?
先日こんな記事を書き、相馬さんは解任に片足を突っ込んでいる状況とヒヤヒヤしていましたが、、、
ここで2023年の相馬サッカーの成績を、シーズン途中で解任された歴代監督と比較してみます。
年度 | 監督 | 解任月 | 成績 | 1試合あたりの勝ち点 |
2023 | 相馬直樹 | 5月 | 4勝1分11敗 | 0.81 |
2022 | 霜田正浩 | 5月 | 4勝5分9敗 | 0.94 |
2021 | 岩瀬健 | 5月 | 2勝5分8敗 | 0.73 |
2017 | 伊藤彰 | 11月 | 3勝8分7敗 | 0.94 |
2017 | 渋谷洋樹 | 5月 | 2勝1分10敗 | 0.53 |
2014 | 大熊清 | 8月 | 3勝7分12敗 | 0.72 |
1試合あたりの勝ち点は「0.81」と、霜田前監督を超える成績を残すことができませんでした。
しかし、めちゃくちゃ成績が悪かったようには思いません。4勝を挙げたことは評価すべきポイントかもしれませんね。
それより5月解任の数多くない???
そうなんです、圧倒的に5月解任の監督が多いです。
個人的に監督交代をする場合、5月での交代はナイスタイミングだと思っています。早すぎず遅すぎず、まだ巻き返しができる5月での判断は最善かと思います。
しかし、毎年5月にこのような状況になっていることが大問題!
監督交代のメリット
エスパルスのような解任ブーストに期待したいですよね。
選手も奮起してモチベーションを高く保ってほしいものです。
また、相馬サッカーでは合わなかったけど、原崎さんのサッカーに合う選手が出てくるのではないかと期待もあります。
ベンチで埋もれていた選手が、監督交代後に飛躍するケースはサッカー界ではよくあること。
是非控え選手には頑張ってほしい!
監督交代のデメリット
スポンサー収入が億単位で減収しているアルディージャ。
予算が厳しい状況での違約金は正直「もったいない」です。
その費用を選手獲得費用に充ててほしいよね!
また今後原崎監督がどんなサッカーをするのか?これまでの積み上げを0にして原崎サッカーを浸透させるのか?非常に気になるところです。
原崎監督の手腕が試されますね!
最後に
このような苦しいチーム状況で監督を引き受けていただいた原崎さんには感謝ですよね。
大変な任務かもしれませんが、是非ここから這い上がってほしいです!
原崎さん、お願いします!!
コメント
まあ、無理でしょ。
そもそも相馬さんだって原さんに学閥で無理やり連れてこられた挙句コミュニケーションに問題抱えがちなのに気心知れた副官すらつけさせてもらえず、コーチ陣は解任時の昇格含み、スカッド構成も元アカデミーの大学生をかき集めたのと無理やりローンバックしてモチベの落ちたベテランではどうにもならんでしょ。
そんなんで『相馬さんのサッカー』を根付かせるなんてできるわけもなく。
原崎さんにしたってベガルタですら出来なかった事を更に悪環境な大宮でできるわけがないじゃないですか。