
2025年ルヴァンカップのルールは?
こんにちは、いっすー(@issuuuu12)です。
今回は2025年のルヴァンカップについて解説します。
2024年大会は名古屋グランパスが3年ぶりの優勝を決めて大変盛り上がりました。

決勝戦の入場者数は歴代最多の6万2517人!
そんなルヴァンカップですが、2025年はどのような大会方式で実施されるのでしょうか?
今回は2025年ルヴァンカップの大会ルールについて解説します。
- 2025年ルヴァンカップ大会方式
- イエローカードの累積ルール
- 選手交代人数のルール
- 優勝賞金
2025年ルヴァンカップ概要
2025年のルヴァンカップは3月20日(木祝)に開幕し、J1~J3所属の全60クラブが出場をします。
- 大会期間:2025年3月~
- 参加クラブ:J1〜J3の全60クラブ
- 大会方式:合計3ラウンドで開催
前回大会(2024年)より大幅なルール改正があったルヴァンカップ。
今大会もJリーグ全60クラブが参加し、全試合トーナメント方式の大会となります。

トーナメントのため負けたら終了!
大会形式は大きく3つのラウンドに分かれています。
- 1stラウンド
- プレーオフラウンド
- プライムラウンド

プライムラウンドを制したチームが優勝だよ!
1stラウンド
1stラウンドは一部シードクラブを除く55クラブが参加し、7グループに分かれてトーナメントを行います。
- 参加クラブ:浦和、神戸、川崎F、横浜FM、広島を除く55クラブ
- 概要:7グループに分かれてのトーナメント戦
- 日程:3月20日(木祝)~5月21日(水)
- 突破条件:各グループで1位となる
クラブW杯、ACLE、ACLに出場する浦和、神戸、川崎F、横浜FM、広島はシードクラブとなっており1stラウンドは免除されます。
1stラウンドは3月20日(木祝)より試合が行われ、5月21日(水)に終了します。
1グループ7~8クラブのトーナメントのため、最大3試合勝利すれば次のプレーオフラウンドへ進出できます。

町田のみ1stラウンドがシード扱いになっているよ!
また、試合方式はホーム&アウェイはなく1試合のみの勝負。引き分けの場合は延長戦、PK戦で勝敗を決めます。
- 一発勝負のトーナメント(ホーム&アウェイの設定なし)
- 引き分けの場合、延長戦→PK戦で勝敗を決める
- 会場は下位リーグのクラブor2024年リーグ戦の下位クラブのスタジアムで実施
スタジアムは下位カテゴリーのクラブ(同一カテの場合は前年のリーグ順位で下位のクラブ)で実施されます。

下位カテゴリークラブのとっては嬉しいね!
プレーオフラウンド
プレーオフラウンドは1stラウンドを勝ち抜いた7クラブと広島を加えた8クラブがホーム&アウェイの2試合を行います。
- 参加クラブ:1stラウンド突破7クラブ+広島の8クラブ
- 概要:ホーム&アウェイ方式の2試合
- 日程:第1戦 6月4日(水)、第2戦 6月8日(日)
- 突破条件:2試合の合計スコアで勝利する
プレーオフラウンドはホーム&アウェイの2試合を行い、勝利したクラブがプライムステージへ進出します。
1stステージ終了から2週間後に実施され、ホーム&アウェイの2試合は中3日の短期決戦となります。
また、以前まで適用されていたアウェイゴールのルールは適用なし。2試合終了時点で引き分けの場合は延長戦・PK戦で勝敗を決めます。

勝利したクラブは最終ステージへ
プライムラウンド
プライムラウンドはプレーオフラウンドを勝ち抜いた4クラブと浦和、神戸、川崎F、横浜FMの全8クラブでトーナメントを行います。
- 参加クラブ:プレーオフラウンド突破4クラブ+浦和、神戸、川崎F、横浜FMの全8クラブ
- 概要:ホーム&アウェイ方式の2試合
- 日程:9月3日(水)~
プライムラウンドは9月3日(水)から行われ、ホーム&アウェイ形式で実施されます。
プライムラウンドで勝利したクラブは「優勝」となります。

決勝戦はホーム&アウェイなしのワンマッチとなります
選手交代の人数は?
選手交代は5人まで可能で、ハーフタイム+試合中3回の合計4回交代することができます。
また延長戦の場合は最大6名まで交代が可能で、ハーフタイム+延長戦開始前+延長戦ハーフタイム+試合中4回の合計7回交代することができます。
- 90分の場合:5人まで(交代回数4回)
- 延長戦の場合:6人まで(交代回数7回)

延長戦に突入したら、交代回数の上限が1枠増えるイメージだね!
イエローカードの累積ルール
イエローカードの累積ルールはリーグ戦と異なる運用をしています。
ルヴァンカップでは、累積2枚で次戦出場停止となります。
- イエローカード2枚で1試合出場停止
なお本大会ではラウンドごとでの集計となるため、ラウンドを突破するたびに累積がリセットされます。
例えば、1stラウンドでイエローカードを1枚貰った状態でプレーオフラウンドへ進出した場合、イエローカードの累積はリセットされます。
そのため、プレーオフラウンドで新たに1枚貰ってもカウントは「累積1枚」となり、次戦出場停止にはなりません。

リセットされるのは嬉しいね!!
ちなみに、プライムラウンドの準決勝前にもイエローカードの累積がリセットされます。(1枚の累積のみに適用)
そのため、準決勝以降は累積による出場停止の影響が出にくく、ベストメンバーで試合に挑むことができるようにルール設定されています。
優勝賞金
ルヴァンカップの優勝賞金は1億5000万円となっており、多くの賞金を獲得することができます。
- 優勝賞金:1億5000万円
- 2位:5000万円
- 3位:2000万円
2位、3位のクラブにも賞金が設定されており、それぞれ5000万円・2000万円を手にすることができます。

クラブにとっては貴重な収入!!
まとめ
今回は2025年のルヴァンカップ大会ルールについて解説しました。
- 参加クラブ:J1〜J3全クラブ
- 大会形式:3ラウンド制
- 1stラウンド:一発勝負のトーナメント方式
- プレーオフラウンド:ホーム&アウェイ方式
- プライムラウンド:ホーム&アウェイ方式。決勝のみワンマッチ
- 90分の場合:5人まで(交代回数4回)
- 延長戦の場合:6人まで(交代回数7回)
- イエローカード2枚で1試合出場停止
- 優勝賞金:1億5000万円
- 2位:5000万円
- 3位:2000万円

優勝目指して頑張ろう!
コメント
2024シーズンから全ディヴィジョンが20チームに統一されますので、J2だけ試合数の負担が増えるというのは違うと思いますよ。
むしろこのリーグ杯レギュレーション大幅変更に合わせて、20x3のリーグ構成に変更したのではないかと推測します。(カップ戦の都合に合わせてリーグの構造を変化させるというのも妙な話ではありますが…)
とはいえ、リーグ創設当初からJリーグの成長を見てきた者とすれば、30年を経てようやく欧州の主要リーグと同じような形式でリーグカップ戦を行えるようになるのは感慨深いものがありますね。