こんにちは!いっすーです。
今回はあまり知られていない??Jリーグのユース事情について、解説していきます。
トップチームの応援はしていても、ユースのことはよく知らないサポーターは多くいるかと思います。
- 自分が応援しているチームのユースは強いの?
- そもそも、ユースの大会はどのようなピラミッド構成なの?
そんな疑問をお持ちの方に、ユース事情について解説していきます。
ユース大会のピラミッド構成は?

ユースには様々な大会がありますが、今回はU18高円宮杯に注視して解説していきます。
高円宮杯とは、高校生年代を対象として全国リーグで、トップチームと同じく1年を通してリーグ戦を行います。
その高円宮杯は、下記のようなピラミッド構成となっています。

イメージとしては、
- プレミアリーグ=J1
- プリンスリーグ=J2
- 都道府県リーグ=J3
こんな風に理解していただければと思います。
トップリーグはプレミアリーグとなっており、どのチームもプレミアリーグで優勝することを目標に戦っています。
プレミアリーグ
ユース年代の最高峰リーグ。
チーム数は24チームあり、東西(EASTとWEST)2ブロックに分かれています。
日本一になるには各ブロックで優勝し、優勝したチーム同士が争うプレミアリーグファイナルで勝利する必要があります。
EAST(2022年シーズン)
2022年シーズンのEAST所属チームは下記の通りです。
- 青森山田高校
- 桐生第一高校
- 前橋育英高校
- 大宮アルディージャU18
- 市立船橋高校
- 柏レイソルU-18
- 流通経済大学付属柏高校
- FC東京U-18
- 川崎フロンターレU-18
- 横浜F・マリノスユース
- 横浜FCユース
- JFAアカデミー福島U-18
Jリーグのユースチームは、12チーム中6チームとなっています。
WEST(2022年シーズン)
2022年シーズンのWEST所属チームは下記の通りです。
- 清水エスパルスユース
- 静岡学園高校
- ジュビロ磐田U-18
- 名古屋グランパスU-18
- ガンバ大阪ユース
- 履正社高校
- セレッソ大阪U-18
- ヴィッセル神戸U-18
- サンフレッチェ広島F.Cユース
- 東福岡高校
- サガン鳥栖U-18
- 大津高校
Jリーグのユースチームは、12チーム中8チームとなっています。
降格条件
また、Jリーグと同様に成績が悪いチームは下部リーグ(プリンスリーグ)への降格もあります。
降格j条件は、
- 各ブロック11位、12位→自動降格
- 各ブロック10位→プレーオフへ
となっています。
ユースの場合は、降格してしまった場合は次の学年に後を託さなければいけないのが、なんとも辛いですね。。。
プリンスリーグ
プレミアリーグの下部リーグで、Jリーグで言うJ2に位置するリーグです。
全国で下記9地域のブロックに分かれてリーグ戦を実施します。
- 北海道
- 東北
- 関東
- 北信越
- 東海
- 関西
- 中国
- 四国
- 九州
プレミアリーグへ昇格するには?
プレミアリーグへ昇格するには、各ブロックで上位の成績を収め、かつ昇格プレーオフで勝ち抜く必要があります。
2022年シーズンのプレーオフ出場枠は、
- 北海道:2枠
- 東北:1枠
- 関東:2枠
- 北信越:3枠
- 東海:1枠
- 関西:2枠
- 中国:2枠
- 四国:1枠
- 九州:2枠
となっています。
上記チームと、プレミアリーグから2チームの合計18チームでプレーオフを行い、6チームが次年度プレミアリーグの出場権を得ることになります。
昇格するには、なかなかハードルが高いですね。。。
強いユースチームは?
上記を踏まえると、
- プレミアリーグファイナルの優勝回数が多いチーム
- プレミアリーグ参戦年数が長いチーム
が、強いユースチームだと言えます。
※もちろん、プレミアリーグに所属している時点で強いチームです!
サンフレッチェ広島
サンフレッチェユースは、これまで3回優勝をしており、この数は最多となっています。
これまで、槙野智章選手や柏木陽介選手、森脇良太選手など多くの日本代表を輩出しています。
セレッソ大阪、清水エスパルス
この2チームは2011年にプレミアリーグへ参入して以降、1度もプリンスリーグへ降格したことがありません。
年代が変わり続けても、トップリーグに居続けられることはすごいことです。
最後に
今回は、あまり知られていないユース事情について解説しました。
ユースもトップチーム同様に奥が深く、昇格・降格のプレッシャーの中で戦っています。
余裕がある人は、ユースの動向をチェックするのも良いかと思います!
それでは、素敵なJリーグライフを!
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