Jリーグのユースってどのような仕組みなの??
こんにちは、いっすー(@issuuuu12)です。
今回はあまり知られていない??Jリーグのユース事情について、解説していきます。
トップチームの応援はしていても、ユースのことはよく知らないサポーターは多くいるかと思います。
- 自分が応援しているチームのユースは強いの?
- そもそも、ユースの大会はどのようなピラミッド構成なの?
そんな疑問をお持ちの方に、ユース事情について解説していきます。
ユース大会のピラミッド構成は?
ユースには様々な大会がありますが、今回はU18高円宮杯に注視して解説していきます。
高円宮杯とは、高校生年代を対象として全国リーグで、トップチームと同じく1年を通してリーグ戦を行います。
その高円宮杯は、下記のようなピラミッド構成となっています。
イメージとしては、
- プレミアリーグ=J1
- プリンスリーグ=J2
- 都道府県リーグ=J3
こんな風に理解していただければと思います。
ユース世代のトップリーグはプレミアリーグとなっており、どのチームもプレミアリーグで優勝することを目標に戦っています。
プレミアリーグ
ユース年代の最高峰リーグ。
チーム数は24チームあり、東西(EASTとWEST)2ブロックに分かれています。
日本一になるには各ブロックで優勝し、優勝したチーム同士が争うプレミアリーグファイナルで勝利する必要があります。
EAST(2023年シーズン)
2023年シーズンのEAST所属チームは下記の通りです。
- 旭川実業高校
- 青森山田高校
- 尚志高校
- 前橋育英高校
- 昌平高校
- 大宮アルディージャU18
- 市立船橋高校
- 柏レイソルU-18
- 流通経済大学付属柏高校
- FC東京U-18
- 川崎フロンターレU-18
- 横浜F・マリノスユース
Jリーグのユースチームは、12チーム中5チームとなっています。
WEST(2023年シーズン)
2023年シーズンのWEST所属チームは下記の通りです。
- 横浜FCユース
- 静岡学園高校
- ジュビロ磐田U-18
- 名古屋グランパスU-18
- 履正社高校
- ヴィッセル神戸U-18
- 米子北高校
- サンフレッチェ広島F.Cユース
- 東福岡高校
- サガン鳥栖U-18
- 大津高校
- 神村学園
Jリーグのユースチームは、12チーム中6チームとなっています。
降格条件
また、Jリーグと同様に成績が悪いチームは下部リーグ(プリンスリーグ)への降格もあります。
降格条件は、
- 各ブロック11位、12位:自動降格
となっています。
ユースの場合は、降格してしまった場合は次の学年に後を託さなければいけないのが、なんとも辛いですね。。。
プリンスリーグ
プレミアリーグの下部リーグで、Jリーグで言うJ2に位置するリーグです。
全国で下記9地域のブロックに分かれてリーグ戦を実施します。
- 北海道
- 東北
- 関東
- 北信越
- 東海
- 関西
- 中国
- 四国
- 九州
プレミアリーグへ昇格するには?
プレミアリーグへ昇格するには、各ブロックで上位の成績を収め、かつ昇格プレーオフで勝ち抜く必要があります。
各ブロックを勝ち抜いた上位16チームが4ブロックに分かれてプレーオフを行い、4チームが次年度プレミアリーグの出場権を得ることになります。
昇格するには、なかなかハードルが高いんだね
強いユースチームは?
上記を踏まえると、プレミアリーグのEAST1位とWEST1位で争われる日本1決定戦「プレミアリーグファイナル」の優勝回数が多いチームが、強いユースチームだと言えます。
歴代優勝クラブを見ると、サンフレッチェ広島が多く優勝していることがわかります。
広島は昔からユースは名門で、これまで槙野智章選手や柏木陽介選手など、多くのプロサッカー選手を輩出しています。
最後に
今回は、あまり知られていないユース事情について解説しました。
ユースもトップチーム同様に奥が深く、昇格・降格のプレッシャーの中で戦っています。
余裕がある人は、ユースの動向をチェックするのも良いかと思います!
それでは、素敵なJリーグライフを!
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