こんにちは!いっすーです。
今回は、横浜の三ツ沢公園の新スタジアムについてです。
先日、ニッパツ三ツ沢球技場がある三ツ沢公園内に新スタジアムの建設案が発表されました。
現在横浜FCのホームスタジアムであるニッパツ三ツ沢球技場は、
- 屋根がない
- 建設から60年経っており、老朽化が進んでいる
- バリアフリーに適していない
上記理由から、今回新スタジアムの案がでてきました。
それでは、新スタジアムはどのようなスタジアムになるのか?詳細に解説していきます。
新スタジアム概要
- 住所:〒221-0855 横浜市神奈川区三ツ沢西町3-1
- 建設予定地:三ツ沢公園 北側エリア
- 収容人数:約20,000
- スタジアム形態:球技場
- 建設時期:未定
詳細は、下記横浜市の資料をご確認ください。
【令和4年6月1日 横浜市会第2回定例会 常任委員会報告資料】(PDF:4,643KB)
新スタジアムは三ツ沢公園の北側の現在のテニスコートや自由広場付近を予定しています。
地下鉄駅となる「三ッ沢上町駅」に寄るので、電車でのアクセスは若干良くなります。
また、スタジアムはラグビーの試合でも使用できるように、ニッパツ同様「球技専用スタジアム」になりそうです。
横浜FC発表のスタジアム計画案
2022年10月に、横浜FCの親会社である「株式会社ONODERA GROUP」がスタジアム建設を行う案を発表しました。
横浜FCの親会社である株式会社ONODERA GROUP(代表取締役会長兼社長:小野寺 裕司 所在地:東京都千代田区)は、横浜市が2022年6月1日付にて発表した「三ツ沢公園球技場を含む公園の再整備に向けた基本的な考え方(案)」に賛同し、この構想において示された新たな球技場を建設する計画について、ONODERA GROUPが新スタジアムを建設し、横浜市に寄贈することを提案いたしました。
三ツ沢公園再整備構想案における新スタジアム計画について ONODERA GROUPが建設・寄贈する意向を横浜市に提案 | 横浜FCオフィシャルウェブサイト (yokohamafc.com)
要約すると、
- 親会社の株式会社ONODERA GROUPが新スタジアムを建設し、横浜市に寄贈する。
- 寄贈後はONODERA GROUPが新スタジアムを管理運営する。
- 新スタジアムの施設名称を『ONODERAスタジアム』とする。
行政ではなく、民間企業でスタジアムを建設するパターンですね。
吹田スタジアム(パナソニックスタジアム)以降、このような民間企業や寄付でスタジアムが建設されることが多くなりました。
横浜市へスタジアムを寄付するとどうなるの?
スタジアムを寄付してONODERA GROUPが指定管理グループに登録された場合、固定資産税を支払う義務はありません。
スタジアム内での収益(広告費やグッズ収入など)も、全て指定管理会社へ入ることになります。
これは、横浜FCにとっては大きなメリットです!
建設について、反対意見もあります。
日本共産党横浜市会議員団より、下記リリースが発表されています。
三ツ沢公園球技場を含む公園の再整備に向けた基本的な考え方(案)に対する意見。三ツ沢公園内での新球技場建設構想について、多岐にわたる問題点を2点に絞り指摘させていただき、党市議団の意見とします。
三ツ沢公園球技場を含む公園の再整備に向けた基本的な考え方(案)に対する意見 | 申し入れ等|日本共産党 横浜市会議員団 (jcp-yokohama.com)
内容としては、
- 球技場建設予定地となっている青少年野外活動センター、自由広場、テニスコートは廃止となってしまう。
- 多くの樹木を伐採しなければ建設が不可能なことから、自然破壊につながる。
スタジアム建設には、必ずと言っていいほど反対意見も出ます。
たしかに、三ッ沢公園は多くの横浜市民から愛されている公園のため、市民の意見も無視はできないでしょう。
最後に
三ツ沢公園の新スタジアムはまだ構想段階のため、具体的な動きはこれからとなっています。
Jリーグのファンサポーターにとっては、新しいスタジアムが建設されるのは嬉しいニュースですよね。
是非、市民の理解を得ながら新スタジアムが建設されてほしいものです。
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