いわきFCのライセンスはどうなってるの?
2022年シーズン、J3を優勝してJ2昇格を果たしたいわきFC。
2023年はJ2リーグを戦うわけですが、
- いわきFCのライセンスはどうなっているのか?
- J1昇格は可能なのか?
今回はいわきFCのライセンス事情について解説していきます。
J1ライセンスは付与なし
残念ながら、現時点でJ1ライセンスは付与されていません。
いわきFCは例外適用申請でJ2ライセンスを取得している状況。
そのため、例えJ2で優勝した場合でもJ1へ昇格することはできません。
現状は「例外適用申請」でJ2ライセンス取得
J2ライセンスを取得したのは2022年10月。つい最近の出来事です。
それまで、いわきFCはJ2ライセンスが付与されていない状況でJ3を戦っていました。
このたびいわきFCは、2023年シーズンの「J2クラブライセンス」交付の判定を受けましたので、代表取締役 大倉智のコメントと併せてお知らせいたします。
※なお、今回いわきFCは、施設基準の例外適用申請によりJ2クラブライセンスを取得しております。
NEWS | 2023年シーズン「J2クラブライセンス」交付のお知らせ | いわきFC OfficialSite (iwakifc.com)
社長のコメントを見ると、いわき市が一体となってライセンスが付与されるように動いてくれたようですね。
なかなか重い腰が上がらない行政もある中、クラブのために動いてくれたいわき市はありがたいですね!
J2ライセンスを取得するのも大変だ・・・
なぜ例外適用申請なのか?
いわきFCにとって1番ネックとなっていたのはスタジアム問題です。
2022年シーズンは、Jヴィレッジスタジアムを本拠地として使用していますが、
- 収容人数
- 照明の明るさ
- 大型ビジョンの設置
上記条件がクリアできていません。
スタジアム問題はなかなか難しい問題で、すぐに観客席を増やすこともできません。
そのため、いわきFCは例外適用での申請でJ2ライセンスが付与されました。
例外適用とは
今すぐに基準を満たしたスタジアムがなくても、既に工事が着工されているなど、建築・改修に動いている場合に、例外適用とされます。
いわきFCは、今後「いわきグリーンフィールド」を本拠地とするため、照明などの工事がされています。
今後例外適用の規定をクリアしたスタジアムが完成予定で、Jリーグが問題ないと判断されたため、J2ライセンスが付与されました。
J1昇格に向け
J2ライセンス取得に向けていわきグリーンフィールドを改修してきましたが、次はJ1ライセンスを取得するためにどうするかが問題になってきます。
どうやら、いわき市はいわきグリーンフィールドに変わるJ1基準を満たしたスタジアムを計画に協力する旨、報道がありました。
いわき市の内田広之市長は1日、サッカーJ3のいわきFCが今後進めるJ1基準を満たしたホームスタジアムの整備計画の作成に市として協力する方針を初めて示した。将来的なJ1昇格を目指すクラブにとって基準を満たしたスタジアムの整備は不可欠で、市は補助金を申請するなど整備費も含め協力する。いわきFCが今季J2昇格を果たした場合、2025年6月までの計画提出が求められる。記者会見した内田市長は「クラブと連携、協力して3年後を目標に対処していきたい」と述べた。
いわきFCのJ1基準スタジアム整備へ いわき市、計画に協力:ニュース・情報:福島民友新聞社 みんゆうNet (minyu-net.com)
市のバックアップがしっかりしているのはありがたいですね!
J2ライセンスのためいわきグリーンフィールドの改修。そしてJ1ライセンスのため新スタジアム計画に協力。いわき市の対応はすごい!!
最後に
いわきFCはチーム設立以降、物凄勢いでJ2まで上りつきました。
2016年 福島2部優勝
2017年 福島1部優勝
2018年 東北2部優勝
2019年 東北1部優勝
2020年 JFL7位
2021年 JFL優勝
2022年 J3優勝
果たしてこの勢いのままJ1昇格は叶うのか。
快進撃はいつまで続くのか、今後に期待ですね。
頑張れ!いわきFC!!
コメント
拝啓
秋麗の候、いかがお過ごしでしょうか。私も、いわきFCがJ2に昇格する事を希望致します。それでは、また。
敬具