ONODERA GROUPが海外クラブを経営することに!
横浜FCの親会社であるONODERA GROUPは、海外クラブであるオリヴェイレンセの経営権を取得することになりました。
横浜FCを擁するONODERA GROUP(グループ代表:小野寺 裕司 / 所在地:東京都千代田区)は、リーガ・ポルトガル2(サッカーポルトガル2部リーグ)に所属するUDオリヴェイレンセ(以下「オリヴェイレンセ」、代表:金 哲碩 / 所在地:アヴェイロ県オリヴェイラ・デ・アゼメーイス)の株式を過半数取得し、オリヴェイレンセが横浜FCと共に新たにグループ傘下となりましたのでお知らせします。
ONODERA GROUPがUD オリヴェイレンセ(ポルトガル 2 部)の経営権を取得、同クラブをグループ傘下へ | 横浜FCオフィシャルウェブサイト (yokohamafc.com)
- オリヴェイレンセはどんなクラブ?
- 横浜FCとの関係は?
上記について解説します。
オリヴェイレンセとは?
- チーム名:UD オリヴェイレンセ
- 国:ポルトガル
- リーグ:ディビジョン2
- 設立:1922年
1922年設立の100年の歴史があるチームです。
ポルトガルリーグに所属しており、現在ディビジョン2となっています。
2021-2022シーズンにディビジョン3から2へ昇格!
なお、2019年に日本企業である「f4samurai」が経営権を取得。
そのため、既に何人かの日本人プレーヤーが同クラブでプレーをしています。
さいたま市には、オリヴェイレンセのサッカースクールがあるよ!
横浜FCとの関係は?
気になるオリヴェイレンセと横浜FCの関係ですが、双方クラブの選手・スタッフの育成効果が期待できます。
具体的には、日本人プレーヤーが海外へ移籍する際の受け入れ先になることが予想されます。
近年、Jリーグから欧州クラブへ移籍する際は、強豪クラブがひしめき合うリーグへ移籍するのではなく、まずはベルギーなどのヨーロッパ中堅リーグのクラブへ移籍して、そこからのステップアップを目指すことが多いです。
DMM.comが出資している「シントトロイデン」のようなイメージ!
そのため、「横浜FCで活躍する→オリヴェイレンセへ移籍→海外ビッグクラブへ」というビジョンが理想。
最近の若い選手は海外志向の選手が多いため、上記ビジョンに惹かれた有望な選手が、横浜FCに集まるようになれば良いですね!
オリヴェイレンセ→横浜FCルートも??
オリヴェイレンセの海外選手が横浜FCへ移籍してくる逆パターンも予想されます。
欧州の選手とパイプを作れるのはメリットが高いです。
しかも、ポルトガルの公用語は「ポルトガル語」ですが、Jリーグで最も多い外国籍であるブラジルも「ポルトガル語」を使用します。
外国籍選手同士でのコミュニケーションも容易なため、チームへ馴染むのも早いかもしれませんね。
ポルトガル1部の「ポルティモネンセ」は、元浦和の「ポンテ」がテクニカルディレクターを務めているため、ポルティモネンセから浦和へ何人もの外国人選手を送り出していたことも。
懸念点も
一つ懸念点を挙げるとすれば、ディビジョン2だということ。やはりディビジョン1に比べるとリーグのレベル低下が否めません。
ディビジョン2の選手が横浜FCで助っ人として活躍できるか不透明なところ・・・
ちなみに、ポルトガルのディビジョン1はレベルが高いです。
上位2チームには、欧州チャンピオンズリーグの出場権も与えられます。
シントトロイデンが所属するベルギーリーグは、上位2チームに欧州チャンピオンズリーグの「予選出場権」しか与えられない。本選の出場権が与えられるポルトガルのレベルは高い!
なるべく早くにディビジョン1へ上がっておきたいですね!
最後に
横浜FCが今後ビッグクラブになるべく、最近の各方面の取り組みが凄まじいです。
- オリヴェイレンセの経営権取得
- 球技専用の新スタジアム構想
- ホームスタジアムにおけるサポーター応援団体のオフィシャル席設置
横浜市という最高の立地に加え、親会社であるONODERA GROUPの上記取り組みは、今後横浜FCがどのように発展するか非常に楽しみです。
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