こんにちは、いっすー(@issuuuu12)です。
今回はJリーグの移籍について解説するよ!
サッカーは他のスポーツに比べて他チームへの移籍が活発です。
自分の意思でなかなか移籍ができない野球の世界と比べたら、その移籍の多さに驚く人も多いでしょう。
今回は、
- 移籍のことがよく分からない
- 移籍に関わるお金について知りたい
そんな方へ、サッカーにおける移籍事情を解説していきます!
移籍に必要なお金は2つ
選手が移籍する際に必要なお金は、大きく分けて2つあります。
- 年俸
- 移籍金
それぞれどんなお金なのでしょうか?
年俸
年俸は選手へ支払うお金で給与にあたります。
当たり前ですが、サッカー選手はサッカーをして給料を貰っています。
その基本的な給与の部分が年俸となります。(他には勝利給などのオプションも設定されている場合も)
ちなみに、J1リーガーの平均年収は約3,000万円と言われているよ!
移籍金
移籍金は、新たに移籍するチームが移籍元のチームへ支払うお金のことを言います。
選手の獲得には、基本的にチームに対してもお金を払わなければなりません。
移籍金で得たお金で、新たな選手を獲得するっていうサイクルだね!
移籍金がかからないケースも
そんな移籍金ですが、獲得する選手によっては移籍金がかからないケースもあります。
それは、
- 契約が終了する選手
- 契約満了(無所属)の選手
- 新人
の選手です。
この中でも、契約が終了になる選手は非常に狙い目。
選手は、所属チームと単年や2年・3年といった複数年契約を結びますが、その契約が終了するタイミングでの移籍は移籍金が発生しないんです!
例えば、契約が満了する主力選手に対し、所属チームが再度契約を締結したくても、他チームから好条件のオファーがあったら移籍金なしで移籍が可能になります。
移籍金なしでの移籍は、お金は入らないし選手も流出する。チームにとっては損失が大きい・・・
移籍の種類
次に移籍の種類について説明します。
選手の移籍については、大きく2つの移籍方法があります。
- 完全移籍
- 期限付き移籍
完全移籍
完全移籍とは、その名の通り選手が他のチームへ移籍する際、チームの保有元も変更になる移籍のことを言います。
多くの移籍は、この完全移籍によって契約が成立しています。
期限付き移籍
レンタル移籍とも呼ばれ、所属先は変わらずに選手を一時的にレンタルする移籍のこと。
期限付き移籍は、半年間や1年の短期間での契約が主流となっています。
期限付き移籍のメリット
- 安く選手を獲得できる
- 選手の出場機会が増える
最大のメリットは金銭面ではないでしょうか。あくまでも保有元は変わらないので、費用を抑えて選手を獲得することができます。
また、期限付き移籍の場合は所属チームで出場機会に恵まれない選手が、他チームへ移籍して出場機会を得るといったメリットもあります。
チームは費用を抑えて戦力アップ、選手は出場機会も増える。お互いwinwinの移籍方法だね!
期限付き移籍のデメリット
- レンタル移籍機関終了後、所属チームへ戻ることが多い
- 長期的な戦力として計算できない
やはり期限があるがネックとなります。
例えレンタル先で活躍したとしても、所属元のチームの判断により戻ることになります。
そのため、長いスパンで考えたときに、レンタルできた選手より自チームの若手選手を試合に使って将来を見据えた方が良いという意見もあります。
育成型期限付き移籍とは?
期限付き移籍の中でも、23歳以下を対象とした育成型期限付き移籍というシステムがあります。
これは若手選手の出場機会を増やす目的で定められた移籍システムで、23歳以下の選手が所属チームより下位カテゴリーのチームであれば、移籍期間に関係なく移籍することができます。
なお、所属元のチームは必要に応じていつでも選手を戻すことができます。
若手選手にとっては、成長につながるね!
まとめ
- 移籍に関わるお金は、選手へ支払う年俸と、チームへ支払う移籍金の2種類。
- 移籍金は、場合によっては0円で移籍できるケースも。
- 移籍の種類は、完全移籍と期限付き移籍の2種類。
- 期限付き移籍の中でも、23歳以下を対象として育成型期限付き移籍がある
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