DeNAがSC相模原の本格運営へ!
DeNAがSC相模原の株式を取得し、2023年よりDeNAの連結子会社となることが決定しました。
近年、mixiやメルカリ、サイバーエージェントなどのIT企業がJリーグへ参入する機会が増えていますが、今回新たにDeNAがJリーグへ参入することになりました。
果たして、SC相模原は今後どのようになるのでしょうか?
DeNAとは?
- 会社名:株式会社ディー・エヌ・エー
- 本社:〒150-6140 東京都渋谷区渋谷二丁目24番12号
- グループ会社:横浜DeNAベイスターズ、川崎ブレイブサンダース
モバゲーなどを展開しているゲーム会社であり、ほとんどの人は1度聞いたことがあるのではないでしょうか?
注目したいのは、スポーツクラブの運営事業に積極的に進出しており、横浜DeNAベイスターズや川崎ブレイブサンダースのクラブ運営を行っています。
SC相模原を子会社へ
DeNAの当社株式の追加取得による連結子会社化について
DeNAの当社株式の追加取得による連結子会社化について | SC相模原 (scsagamihara.com)
2021年から相模原のサポートをしてきたDeNAですか、今回SC相模原の株式を93%を取得しました。
これに伴い、DeNA出身の西谷さんがクラブの社長に就任し、SC相模原をグループ子会社化。
DeNAが本格的に運営することになりました。
DeNAの買収がベイスターズにもたらした効果は?
2012年には横浜ベイスターズを買収したDeNA。
横浜DeNAベイスターズとして野球クラブの運営をしていますが、この買収以降ベイスターズは右肩上がりにチーム成績・売上が上がりました。
ここで、DeNAが行ったクラブ運営の一例を紹介するよ!
平均入場者数の増加
- 2011年:15,308人
- 2019年:31,716人
おおよそ、2倍へと増加しています。
8年で入場者数を2倍にするってすごくない??
DeNAは「野球に興味がない人にも足を運んでもらえる球場」にというコンセプトのもと、各種イベントを充実させました。
具体的には、
- 球場内の音楽の演出を強化
- 試合後の花火の打ち上げ
- 早朝にスタジアムのグラウンド解放
- クラフトビールの開発
- などなど、、、
球場の定義を、「野球をあまり知らなくても楽しめる空間」としたことにより、多くの人が来場するようになりました。
特に、ベイスターズオリジナルのクラフトビールは大ヒット。
2015年にはインタナショナルビアカップというビール審査会で銀賞を受賞。
もはや球場で売り出すビールの域を超えていますね。
グッズ収益の増加
グッズ収益は、おおよそ3倍へと大幅に増加しました。
在庫販売から受注販売へ。
在庫を抱えることは、売れ残るリスクも残ります。受注販売とすることにより在庫ロスを気にせずに質の良いグッズを販売することができます。
チーム成績
買収前の2000年~2011年のチーム最高位は2005年の3位。
長い間低迷期が続いていましたが、2019年・2022年にはリーグ2位へと躍進しました。
スタジアム
28,000人→34,000人へスタジアムを改修しています。
ベイスターズの人気が高まったことから、球場の増設工事を行いました。
座席の色もチームカラーのブルーへ変更するなど、ハード面の投資も惜しまない印象です。
今後、SC相模原はどうなるのか?
DeNAがクラブ経営を本格参入することから、これまでベイスターズで培ったノウハウを生かすことが予想されます。
観客動員数の増加方法・グッズ収入の増やし方等のノウハウを生かし、かつDeNAマネー(どのくらいになるかわかりませんが・・・)による選手獲得等で、今後クラブが大幅に発展することが見込まれます。
相模原市は、神奈川県で横浜市・川崎市に次ぐ第3位の都市であり、政令指定都市となっています。(政令指定都市は全国で20のみ)
相模原駅目の前に新スタジアムの構想があり、今後のハード面も期待ができます。
「駅前複合スタジアム」ホームタウン4チーム、相模原市長に検討報告
「駅前複合スタジアム」ホームタウン4チーム、相模原市長に検討報告 – 相模原町田経済新聞 (keizai.biz)
こんなすごいスタジアムができらたすごい!
しかもリニアモーターカーが開通されれば、品川から相模原市まで約10分。
非常に可能性があるクラブです!
今後が楽しみですね!
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