2023年よりJリーグの配分金比率が見直しされることになったよ。
2022年11月にJリーグから各カテゴリーにおける配分金の比率が見直ししれる旨、報道がありました。
今回の記事では、
- 配分金の比率はどう変わる?
- メリットデメリットは?
- 海外サッカーリーグの配分金比率は?
について解説していきます!
2023年以降の配分金
目安としてJ1:J2の配分金比率を5~6倍程度(現状約2倍)までJ1への配分割合を段階的に高めていくことを目指す。
Jリーグ新たな成長戦略とリーグ組織の構造改革について:Jリーグ.jp (jleague.jp)
現在の配分金は、J1が3億5千万円、J2は1億5千万円となっています。
比率で言うと、約2倍です。
これを2023年以降は、5~6倍にまで広げるようです。
2倍→6倍はかなり思い切った変更となります。
J2チームは震えるぜ・・・
メリット
- ビッグクラブが誕生する
- J1のレベルが上がる
この配分金比率による恩恵を受けるのはJ1チーム。
日本ではこれまで各クラブの差が出ないように配分金が調整されてきました。
しかし、配分金の見直しにより金満チームが誕生する可能性も。
Jリーグにも圧倒的に強いビッグクラブができるかもしれませんね。
アジアを代表するようなビッグクラブが誕生するかも!?
またJ1に居続ければ配分金もたくさん入ります。
J1チームはこれまで以上に設備や人件費に配分金を充てることができるので、クラブとしての底上げが期待できるのではないでしょうか。
デメリット
- J2クラブの予算減
- 地方クラブの経営が難しくなる
配分金が減る分、J2クラブにとってはダメージが大きいです。
特に地方クラブのようなお金に厳しいチームはより一層経営が大変になるかもしれません。
J2チームは早くJ1へ昇格しないと、差がどんどん広がる一方に。
海外リーグの比率は?
海外リーグの比率は下記のようになっています。
Jリーグ配分金、上位に手厚く 新成長戦略、比率を変更(共同通信) – Yahoo!ニュース
- スペインリーグ:9対1
- ドイツリーグ:6対1
スペインの「ラ・リーガ」は下位リーグとの差は9倍、ドイツ「ブンデスリーガ」は6倍となっています。
こう見ると、これまでのJリーグはJ1とJ2で差が少なすぎたのかもしれませんね。
まとめ
配分金変更に伴い、今後各チームの格差が生まれることが予想されます。
日本国内において、ビッグクラブが誕生するのも近いかもしれませんね!
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