
秋春制移行に向けてJリーグが問題点を研究中?
こんにちは、いっすー(@issuuuu12)です。
Jリーグの秋春制移行について、先日Jリーグがあらゆる課題に対して研究を重ねていることが報道されました。
Jリーグの樋口順也フットボール本部長からは、統合的な検討の頭出しの話し合いを進めており、「フットボール分科会」「事業・マーケティング分科会」「降雪地域分科会」「経営管理分科会」の各分科会で、研究を重ねているという。
Jリーグの秋春制シーズン移行、4つの分科会で研究 「総合的な検討」への移行段階と説明 | フットボールゾーン (football-zone.net)
大きく4つの分野に分けて研究をしているとのこと。

移行前にしっかりと検証するのは大切!
そこで今回は、移行に向けてどのような問題や課題に対して研究をしているのか?まとめました!
- Jリーグが研究を重ねている4つの分野
- 秋春制の問題点、課題点
秋春制に向けて研究している4つの分野

本記事はこちらの記事を参考にしています。
前述しましたがJリーグが秋春制に移行した場合の検証として扱っている内容は下記になります。
- フットボール分科会
- 事業・マーケティング分科会
- 降雪地域分科会
- 経営管理分科会
それぞれ解説していきます。
フットボール分科会
- 試合日程シミュレーションの確認
- フットボール水準のデータに関する意見交換
- 移行する場合の「移行期の大会方式」の初期整理
- JFL/地域リーグ/大学/高校への影響の初期整理
- スタジアム確保への影響も重要論点であることの確認
- 「シーズンオフ・ウィンターブレークの過ごし方」の整理を開始
過密日程にならないか?等の問題も気になりますが、個人的には大卒、高卒の入団時期などのズレが気になります。

4月入学というのは日本の文化。欧米は9月入学のところが多いんだよ!
そのため、卒業のタイミングで入団するとシーズン真っ只中。少し違和感ですよね。
また、JFL以下のリーグも秋春制になるのか?気になりますね。
事業・マーケティング分科会
- 試合日程シミュレーションを基に入場者数シミュレーションを開始
- 移行する場合のマーケティング計画の初期整理
- 各種ステークホルダーに関連する検討事項の確認
- マーケティング担当のグループ討議を実施
- 事業担当のグループ討議を実施
1番の懸念点は入場者数に影響があるか?です。

僕は入場者数は減るんじゃないかと予想します。
日本の冬はとにかく寒いです。特に豪雪地帯では積雪の影響もりスタジアムに行くのも大変。
お年寄りや子どもには体力的に厳しいのではないでしょうか。。
まだ夏のナイターの方が観客を見込めると思います。
降雪地域分科会
- 降雪地域の施設関連における情報共有
- 試合日程シミュレーションの確認
- 12月/2・3月のホーム開催NG期間の確認
- 遠方でキャンプを行いながら試合をする期間の確認
- 追加発生するキャンプ負担の確認
- 基礎的な気象データの共有
冬の期間はホームで試合できないクラブもあります。
冬の期間はアウェイ連戦。シーズン序盤、終盤にホームの試合が多くなることが予想されます。

それはそれで不公平では?
また、積雪の影響でホームタウンで練習できず、冬季は温暖な地域でキャンプをしながらシーズンをこなすチームも出てくると思います。
雪国クラブの影響はかなり大きくなる見込みです。
経営管理分科会
- 移行期(0.5 or 1.5)の検討事項の確認
- 決算期の検討事項の確認
- 税務の検討事項の確認
- クラブライセンスの検討事項の確認
- P/Lへの影響の検討事項の確認
- 資金繰りへの影響の検討事項の確認
こちらはクラブ運営の検証内容てすね。決算期が変わると色んな問題がありそうですね。
まとめ
Jリーグは現在このような課題を洗い出し、一つ一つ検証をしています。
問題点は多くありますが、仮に運用したときにどのような結果になるのか?非常に興味深いですね。
なお、9月には研究データが揃うようです。本格的な話し合いはそれ以降を予定しています。

春秋制か秋春制か。どうなるんだろうか。
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