Jリーグの秋春制移行について深掘り解説。メリットデメリットは?

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いっすー
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Jリーグの開幕時期が夏以降になる?

こんにちは、いっすー(@issuuuu12)です。

以前より何度も議題に上がっているJリーグの秋春制移行。

ACLが春秋制から秋春制へ移行することから、今回本格的に議論されています。

秋春制に移行した場合、どのようなメリットデメリットがあるのでしょうか?

今回は、Jリーグの秋春制移行について解説していきます!

この記事でわかること
  • 秋春制とは?
  • 世界各国のシーズン実施時期
  • メリットデメリット

秋春制とは

いっすー
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そもそも秋春制って何?

秋春制とは、シーズンが夏以降に開幕し、5〜6月にシーズンが終わる年間スケジュールのことです。

Jリーグは今まで2月開幕の12月閉幕の「春秋制」が導入されていました。

しかし、ACL(アジアチャンピオンズリーグ)が2023年以降春秋制→秋春制へ以降することから、Jリーグも秋春制へ移行した方がいいのでは?という声が挙がってきました。

ACLが秋春制でJリーグが春秋制の場合、リーグ序盤時にACL決勝戦があり、リーグ終盤にACLが開幕するというミスマッチが発生します。

いっすー
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ACLはシーズンを跨いで戦うのね。チーム編成が変わった状況で挑むのは大変そう。

なぜACLは秋春制へ以降するのか?

そもそも、なぜACLは秋春制へ移行するのでしょうか?

理由は、欧州の主要リーグが秋春制を導入しているためです。

世界のサッカーは欧州が中心となっています。

すなわち、欧州が世界のスタンダードになるわけですが、アジアも欧州の日程に合わせようぜ!っていうのが今回移行した理由となります。

世界各国のシーズン実施時期

世界各国のシーズン開幕状況は下記の通り。

アジア
  • 韓国:春秋制
  • 中国:春秋制
  • オーストラリア:秋春制
  • タイ:秋春制
  • サウジアラビア:秋春制
その他の地域
  • 欧州主要リーグ:秋春制
  • アメリカ:春秋制
  • ブラジル:春秋制

アジアでは日本周辺の東アジアは春秋制、それ以外は秋春制が多いです。

アメリカ大陸は春秋、欧州主要リーグは秋春制となっています。

いっすー
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それぞれの大陸によって実施時期が違うのね!

秋春制のメリット

いっすー
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秋春制のメリットを紹介するよ!

メリット
  • 欧州クラブへの移籍がしやすい
  • ACLの日程にマッチする
  • 夏の厳しい暑さの試合を回避できる

世界スタンダードに日程を合わせることで、色んなメリットがあります。

欧州への移籍がしやすい

春秋制に比べて欧州への移籍がしやすくなります。

例えば、Jリーグがシーズンオフの際に欧州へ移籍する場合、欧州はシーズン真っ只中となります。

選手は本来オフシーズンで身体を休めなければならない状況ですが、更に半シーズン戦わなければなりません。

逆もしかりで、外国人選手がJリーグへ加入する場合も同様。

秋春制にすることで、欧州リーグとの日程ミスマッチを減らすことができ、移籍のハードルが低くなります。

ACLの日程にマッチする

前述の通り秋春制にすることでACLの日程にマッチするため、シーズンを跨ぐことなくACLに挑むことができます。

シーズンを跨ぐと選手のコンディション維持はもちろん、チーム編成も変わるため厳しい戦いになることが予想されます。

夏の厳しい暑さの試合を回避できる

日本の夏は厳しい暑さに見舞われ、選手は熱中症のリスクを伴いながらサッカーに励んでいます。

試合のある日はナイトゲームがほとんどですが、日々の練習は日中に行われることが多いです。

近年、酷暑でのスポーツは避けるよう推奨されているため、夏の暑い日での試合がないのは選手のコンディション維持の面でメリットとなります。

いっすー
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外国人選手も日本の暑さに適応するのに苦労しているよね!秋春制にすれば順応しやすくなる!?

秋春制のデメリット

いっすー
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秋春制のデメリットはこちら!

デメリット
  • 雪による影響がとにかく多い
  • 過密日程になる
  • 新卒選手の入団タイミングがシーズン途中になる

雪による影響大

秋春制は冬の試合が見込まれるため、積雪量が多い雪国(北海道や東北、北陸地方など)は非常に影響がでます。

雪の影響
  • 積雪による試合実施不可(冬の時期のアウェイ連戦の可能性)
  • 練習場の確保
  • 集客低下
  • 交通網の心配
いっすー
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雪の影響多すぎ・・・

積雪による影響はかなりあります。

まず酷い積雪の場合は試合開催が困難のため、そもそも試合をすることができません。

例えピッチの除雪が出来たとしても、観客席の除雪が追い付かないことも。

そのため、冬季は試合開催ができずにアウェイ連戦になることが予想されます。

そもそも試合以前に、練習場の確保も大変な状況となります。

いっすー
いっすー

高校サッカーの強豪「青森山田高校」は冬季は雪上サッカーで練習をしています。

雪国のごく普通の部活動は冬季の練習は室内トレーニングのみの場合も多くあり、冬はまともに練習ができないことも!

そして、何より寒い中でのスタジアム観戦は体力的に辛いものがあります。

ご年配の方や子連れには厳しい環境です。

しかも交通網の遅れや運休などにより、サポーターも参戦ができない状況も考えられるため、全体的に集客力が低下する可能性があります。

いっすー
いっすー

夏休みの集客も見込めないことから、現在より集客量は下がってしまうかもね。

過密日程になる

先ほど説明した積雪の対策として、おそらく冬の時期にはウィンターブレイクが設けられることになります。

夏はシーズンオフのため、秋と春が過密日程となる可能性があります。

新卒選手の入団タイミングがシーズン途中になる

春秋制では学校の卒業と同時に新シーズンを迎えることができますが、秋春制の場合はシーズン途中での入団となります。

現在WEリーグが秋春制度を導入していますが、1月入団発表のあった選手がウィンターブレイク明けの3月にデビューをするといったことも。

特に大きな問題ではありませんが、何かスッキリしない部分がありますよね。

いっすー
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欧米での新学期開始は9月となっているため、秋春制では新卒選手の入団タイミングがピッタリ!

日本のような4月新学期スタートの国は珍しいのかも。

結論はいつでるの?

結論は12/19のJリーグ理事会で出る見通しです。

最終的には分科会などを経て、12月19日の理事会で決定する。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e34d3291e58a993e7a77ae9ca9fcd4b8929f9fe8
いっすー
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もうすぐ結論が出ます!果たして今後のJリーグはどうなるのかな??

DAZN

まとめ

秋春制移行はメリットデメリットがあり賛否両論あるのが事実です。

もし秋春制に移行するのであれば、デメリットに対してしっかり対策を取る必要があるのではないでしょうか。

欧州では、

  • ピッチに雪が積もらないよう、芝の下に暖房設備を導入
  • 座席に暖房設備
  • 屋根のあるスタジアム

などの対策がとられており、冬でも問題なく試合が開催されています。

すぐの対策は現実的に不可能ですが、日本も同様の対策をとることができるのであれば秋春制へスムーズに移行できるかもしれません。

プロフィール
いっすー

スタジアム観戦歴20年、これまで300試合以上を現地で観戦。

小学生の頃からスタジアムへ通い、高校時代は、部員数50人のサッカー部部長を務めながらシーズンシートを保持。大学時代は取りたての免許でアウェイ遠征、現在は家庭の時間とJリーグの両立を目指す、そんなJリーグライフを送っています。

1人でも多くのサポの力になって、Jリーグを盛り上げたいです!

またJリーグ以外にも海外サッカー、日本代表、なでしこなどのサッカーを中心にその他スポーツ全般についても取り上げます。

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