こんにちは、いっすー(@issuuuu12)です。
今回は、UEFAネーションズリーグについて解説していきます。
2018年に開始されたヨーロッパの国同士による大会。
- とんな大会なの?
- 出場国は?
- 昇格降格のシステムは?
先日、日本代表がゲスト参戦を検討している?との報道もされました。
そのあたりも含めて、詳細に解説していきます。
UEFAネーションズリーグとは
UEFAネーションズリーグは2018年に開始された欧州の国同士による大会になります。
国際代表マッチデーに開催され、クラブチームの活動やワールドカップ・欧州カップに影響がないように日程が組まれています。
これまでは、大会のない国際代表マッチデーは親善試合(練習試合)が中心であったため、ネーションズリーグの設置は真剣勝負が増えることがメリットとされています。
大会方式
- リーグ構成:リーグA~Dの4部制
- リーグA~C:16チームを4チーム4グループへ分ける。
- リーグD:7チームを2グループへ分ける
ヨーロッパには50を超える多くの国がUEFA(欧州サッカー連盟)に加盟しているため、4部制に分かれています。
Aが最もレベルが高く、次いでB→C→Dとなっています。
A~Cは4チーム4グループに分けられ、そこで年間6試合のホームアンドアウェイの総当たり戦を行い、順位を決めます。
優勝決定方法
リーグAのグループリーグにおいて、1位のチームが決勝ラウンドへ進出することができます。
Aグループの各1位チーム4カ国でトーナメントを行い、優勝国を決定します。
昇格・降格
ネーションズリーグには、昇格・降格のルールが定められています。
- 各グループリーグ1位のチーム→次回リーグ昇格
- 各グループリーグ最下位のチーム→次回リーグ降格
なお、グループCについては各グループリーグ最下位の4チームでプレーオフを行い、敗者2チームが次回大会でリーグDに降格します。
歴代優勝チーム
- 18-19シーズン:ポルトガル
- 20-21シーズン:フランス
日本代表がゲスト参戦を検討?
2022年9月末に、日本代表がネーションズリーグの参加プランがあるとの報道がありました。
日本サッカー協会が、次回2026年北中米W杯に向けた代表強化のために、欧州での試合を増やす方針であることが29日、分かった。欧州ネーションズリーグ(NL)など、欧州連盟(UEFA)の大会に特別枠で参加するプランも浮上。日本代表メンバーの大半を海外組が占めており、時差と移動の負担が少ない会場で試合を行うメリットが大きいと判断した。
サッカー日本代表が欧州ネーションズリーグ参戦も 26年北中米W杯向けての強化プラン : スポーツ報知 (hochi.news)
欧州の大会に日本が参加するって、驚きのプランですね。
ネーションズリーグ設置以降、日本代表は欧州チームとの試合が組み込めなくなっているので、貴重な実践の場となりそうですね。
メリット
- ヨーロッパの国と試合ができる
- 日本代表の海外組移動時間減少による、コンディション向上
何といっても、ヨーロッパの国と試合できるのが最大のメリットではないでしょうか。
サッカーの本場である欧州各国と真剣勝負ができる機会は大変貴重です。
日本が世界各国のチームと戦うには、アジアよりレベルが高いチームとの試合が不可欠だと思います。
デメリット
- 国内組のコンディション管理
- 国内開催の代表戦減少による、サポーター離れ
個人的には、代表戦の国内開催試合数が減少するのがかなりのデメリットだと思います。
日本代表の人気は、日本国内のサッカー人気に直結します。
国内の試合数が減少することにより、スタジアムへ足を運ぶ機会が減り、かつ時差により地上波放送の視聴者数減少も予想されます。
Jリーグは見ないけど、代表戦は見るという人も多くいます。
そんなファンサポーターが減らなければいいなと個人的には思います。
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